The Tribe

トークイベント

K2から草原、砂漠へ。人間の土地へ

小松 由佳

K2から草原、砂漠へ。人間の土地へ

山に魅せられ、23歳でK2に登頂した小松由佳は、頂を目指す登山から、人間が生きる土地へと活動の場を移していきます。
国内の牧場やサトウキビ畑で働きながら自転車で野宿の旅をし、ヒマラヤとならんで憧れの地であった草原や砂漠を歩き、遊牧民と生活を共にさせてもらいます。やがて、こうした風土に根ざした人々の暮らしに惹かれ、写真家を志すようになります。
本トークイベントでは、これまでほとんど語られてこなかった、小松由佳が写真家へと至るまでの歩みを、未公開の写真とともに紐解きます。 草原や砂漠、山岳地帯で重ねた出会いが、現在のテーマであるシリアへとどのように繋がっていったのか。その原点に迫ります。

日時|2026年3月25日(水)

19:00〜21:00

会場|The Tribe

定員|先着40名

参加費|無料

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小松 由佳(こまつ ゆか) |1982年9月〜 、秋田県秋田市出身

【主な登山歴・取材歴】
2004年 ドルクン・ムスターグ(6500m/中国新疆ウイグル自治区)
2005年 韓国アイスクライミング(トワンソン氷瀑など)、カナダ アイスクライミング(バンフ近郊)
2006年 韓国アイスクライミング(トワンソン氷瀑など)、K2(8611m/パキスタン) 南南東リブより登頂。 (植村直己冒険賞受賞)
2007年 ヨーロッパアルプス(メンヒ北壁、モンブラン・デ・タキュールなど)、シスパーレ北面(7611m/パキスタン)約 6000m地点まで
ー風土に根ざす人間の営みに魅せられるー
2008年 東京から沖縄まで自転車の旅。沖縄南端の波照間島にてサトウキビ狩りの労働。
2008年 中国からモンゴル、ロシア、ウクライナ、トルコ、シリア、レバノン、ヨルダン、イスラエル、パレスチナをめぐるユーラシア大陸横断の旅。途中、モンゴルの草原や中東の砂漠で遊牧民と共同生活を経験。
ー次第に写真家を志すー
2009年 シリア砂漠にて遊牧民ベドウィン、北イラクにてクルド人、イランにて遊牧民ゴラッボ族、カシュガイ族などを取材。
2010年 エジプトのオアシスやナイル流域の暮らしを取材、イエメンの山岳民族を取材。
2011年 シリア砂漠の遊牧民ベドウィン、オアシスの暮らしの取材。
2012年 シリア、内戦状態に。シリア内戦・難民をテーマに取材を始める。
2013年 ヨルダンにてシリア難民の取材。難民の一人であるシリア人男性と結婚。
2015年〜2024年 トルコ南部のシリア難民コミュニティを取材。
2016年 長男 サーメル誕生
2018年 次男 サラーム誕生
2021年 シリア内戦を描いたノンフィクション『人間の土地へ』(集英社インターナショナル)で第8回山本美香記念国際ジャーナリスト賞受賞
2022年 アサド政権下のシリアへ11年ぶりに単独取材。
2023年 トルコ・シリア地震発生。トルコ南部にて、被災したシリア難民の取材。
2024年 イギリス・フランスにて、ヨーロッパに流入するシリア人移民の取材。アサド政権崩壊直後のシリアで、13年ぶりに故郷に立つ夫とともに取材。
2025年 シリア難民の家族を描いたノンフィクション『シリアの家族』(集英社)で第23回開高健ノンフィクション賞受賞