The Tribe

大木輝一、これまでのクライミング。

大木輝一、これまでのクライミング。

数多くの高難度スポーツクライミングルートのリピートと開拓から、スティープな山岳滑降や沢登り、大滝登攀、キャニオニングまで多様な活動を実践し注目を集めるクライマーのポートフォリオ。ジャンルやスタイルに囚われない自由な発想で積み重ねてきたクライミングキャリアを、数多くの写真や文章とともに紹介します。

大木輝一|1994年1月30日、神奈川県生まれ。高校時代に競泳に打ち込むも3年で引退し、大学入学とともにクライミングを始める。1年後の2013年に初の5.13a(虎の穴/城ヶ崎)をRP。その後もスポーツルートやボルダーを中心に経験を積み重ね、2014年に5.13d(ガンジャ/鳳来)のRPに成功。2016年のTHE NORTH FACE CUPではDIVISION 2で優勝を果たす。同年、株式会社Base Campに入社し、多様なルートセット経験を積む。その後もジャンルを横断した様々なクライミングを実践し、2018年にはイクストランへの旅(5.13a 7p/瑞牆山)やSky Rocket(5.13c 4p/瑞牆山)と高難度マルチピッチルートを登攀。2019年、株式会社Base Campを退社。同年、コスモス(5.13a 8p/瑞牆山)の2つの核心ピッチのOS、さらにYosemiteへの遠征も行う。2020年に株式会社ロストアローに入社。メリーゴーランド(5.12d/城ヶ崎/OS)、スカラップ(5.12d/城ヶ崎)、イカサマ師(5.12b/名張)、ガンジャエクステンション(5.14a/鳳来)、パーフェクトスカイ(5.10d 13p/三倉)、ロングナイト(5.12b/層雲峡)、乾杯(5.14b/二子山)など、多くのルートのリピートを続けた。2021年に行縢山の広島ルートをフリー化し椿(5.14b/4p)とする。同年秋、奥鐘山西壁のフリールート開拓に着手。その後は、クライミングと並行して山岳滑降や沢登り、大滝登攀、キャニオニングなどへ活動の範囲を広げ、自然の中での冒険を追求している。

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