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自費出版写真集「千日登攀」をベースにした写真展。
著者の萩原悟は、故・倉上慶大のクライミングを、2015年から2021年に掛けて撮り続けました。この7年間は、倉上がボルダリングからトラッドクライミングへと活動の場を広げ、アマチュアからプロへとドラスチックな変貌を遂げた時期と一致します。
本展では「千日登攀」からセレクトした作品を大判プリントで展示。不世出のクライマー・倉上慶大が駆け抜けた季節を体感してください。
倉上 慶大|1985年12月14日、群馬県生まれ
高校時代にクライミングをはじめ、その後はボルダリングに傾倒。京都笠置の「ReBirth」初登や黒本全課題制覇などで頭角を表す。
2015年以降はトラッド、マルチピッチクライミングでも活躍。瑞牆山の「千日の瑠璃」初登やエルキャピタン「The Nose」の単独フリーアッセントなど、数々の斬新な記録でクライミング界に驚きを与えた。
2024年6月26日、富士山登山中に意識を失ったのちに死去。享年38歳。
萩原 悟|1971年11月7日、鹿児島県生まれ
株式会社ロストアロー勤務。20代の頃はビッグウォールクライミングに傾倒。その後はクライミングを楽しむ傍ら、アマチュアのカメラマンとしても活動。
近年は動画制作に注力し、YouTubeチャンネル「萩原悟のクライミング映像」を運営中。
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